歯科の用語(参考程度に…)
分類 | 用語 | 読み方 | 解説 |
状態 | 自発痛 | ジハツツウ | 何もしていなくてもズキズキする痛みのこと。種類は持続性・間歇性・誘発性、強さは鋭痛・鈍痛で表現される。 |
状態 | 咬合痛 | コウゴウツウ | 上下の歯牙をカチカチと軽く連続して咬みあわせた時に痛むこと。 |
状態 | 圧(迫)痛 | アッツウ | 歯牙または歯の歯肉部を軽く押えた時に痛みがあること。 |
状態 | 接触痛 | セッショクツウ | 触れるだけで痛むこと。 |
状態 | 咀嚼痛 | ソシャクツウ | 食事の際、食品をかみしめた時に痛むこと。 |
診査 | 問診 | モンシン | 現在に至る以前はどのような経過があったか、変化を聞き取る診査。 |
診査 | 視診 | シシン | 発赤・腫脹など歯肉の状態・齲蝕の度合・顔面の対称性等、目で見て確認できる診査 |
診査 | 打診 | ダシン | 歯牙を軽くたたいた時に、痛みがあるかないかを診査する方法。痛みがあれば、打診痛+(プラス) となる。 |
診査 | 聴診 | チョウシン | 聴診器を用い、顎関節音・咬合音に左右の差があるかないかを診査する方法。 |
処置 | 歯髄保護 | シズイホゴ | C2深在性齲蝕の治療で、軟化象牙質を完全に除去できたが、歯髄に接近し処置後滲みるなどの症状が予測できる際に行われる。歯髄覆罩(フクトウ)。 |
症状 | 軟化象牙質 | ナンカゾウゲシツ | 本来硬い象牙質が、齲蝕の浸潤により柔らかくなった状態。処置の際、完全に除去する。 |
義歯 | 義歯 | ギシ | 欠損部粘膜面を床で被い人工歯を植立した装置。残った歯牙に鉤やバーを併用する部分床義歯と、全く歯がない全部床義歯がある。 |
診断 | 歯髄壊死 | シズイエシ | 歯髄を構成する神経・動静脈・リンパ管等の組織が齲蝕に含まれる細菌により感染し、正常に機能できなくなった状態。 |
診断 | 歯髄壊疽 | シズイエソ | 壊死した歯髄の組織が腐敗し、歯根膜・歯槽骨等周囲の組織に浸蝕した状態。まだ修復ができる場合。 |
診断 | 歯槽膿瘍 | シソウノウヨウ | 根尖部から細菌が浸出したり、重度な歯周病から歯根膜・歯槽骨を浸蝕。膿を伴った腫脹を形成。殆どが抜歯となる。 |
処置 | 感染根管処置 | カンセンコンカンショチ | 根尖から周囲へ感染が進行しているが、再度咀嚼に耐えられるよう回復させるため行う歯内治療のこと。 |
器具 | クレンザー | クイレンザー | 歯髄を除去する際使用する器具。先端1cmには数多くの棘があり、絡め安いという利点がある。通常ブローチホルダーの装着して使用する。 |
器具 | ファイル | ファイル | 歯内治療を行う際使用する器具。#8~#140ほどサイズがあり、徐々に太くなっている。国際規格でヘッドに色がついている。また用途によって、ハンドリーマー・エンジンリーマー・Kファイル・Hファイル等の種類がある。先端からヘッドまでの長さは21mm、25mm、28mm等がある。 |
処置 | 根管拡大 | コンカンカクダイ | 根管長測定で得られた長さで、根尖まで象牙質を筒状に削り取る操作。ファイルを使った場合、徐々に番手を上げることで、洗浄・乾燥などの根尖までの操作を容易にし、 症状の改善効果を向上させる目的がある。ファイルの番手は#8 ,#10~#60(5飛び),#70~#140(10飛び)。 |
検査 | 根管長測定 | コンカンチョウソクテイ | 残存する歯牙の頂点から根尖までの距離を測る操作。電気抵抗値から根尖までの距離を測る電気的根管長測定器を用いたり、デンタル型エックス線撮影の画像から距離を測る方法もある。 |
器具 | リーマー | リーマー | 先の尖った三角柱を捩った形態。毎回120度回転させて使用する。 |
薬品 | 齲蝕検知液 | ウショクケンチエキ | 細菌に浸潤された象牙質を検知する液体。齲蝕部に塗布したのち水洗する。赤色。 |
義歯 | 鉤 | コウ | 部分床義歯で、残った歯牙に保持を求めるよう設計される。形態では二腕鉤・双歯鉤、材料や制作方法により線鉤・鋳造鉤がある。 |
器具 | Kファイル | ケーファイル | 先の尖った四角柱を捩った形態。毎回90度回転させて使用する。 |
器具 | Hファイル | エッチファイル | 先の尖った板状の金属を捩った形態。回転させず直線的に使用する。 |
処置 | 充填 | ジュウテン | 多くの場合、複合レジンを用いる。 |
材料 | 複合レジン | フクゴウレジン | 歯牙とよく似た色調があり、摩耗が少ない。 2材を混ぜて固めるものと、可視光線を当てて固めるものがある。 |
処置 | 仮封 | カフウ | 窩洞形成・歯冠形成した歯面の保護や歯の位置ズレ、歯内治療時の消毒剤の流出を防止する目的がある。ストッピング・サージカルパック・ユージノールセメント・即時重合レジン等を用いる。 |
処置 | 歯内治療 | シナイチリョウ | 歯髄除去・感染根管処置・根管拡大・根管貼薬処置・根管拡大・根管充填等を行い、歯牙を保存するための処置全般をまとめていう。 |
器具 | ブローチ | ブローチ | 歯内治療時、綿花を絡めて根管を清掃する器具。角針と丸針がある。 |
器具 | ブローチホルダー | ブローチホルダー | ブローチは細く短いため、操作性を良くする器具 |
修復 | インレー | インレー | 咬合面を被わない形態。金属で作成。装着には接着材料を使用。 |
修復 | オンレー | オンレー | 咬合面を被う形態。金属で作成。装着には接着材料を使用。 |
修復 | 4/5MC | ゴブンノヨンカン | 臼歯部5面のうち、咬合面を含む4面を被う。金属で作成。装着には接着材料を使用。 |
修復 | FMC | エフエムシー | 歯牙全体を被う。金属で作成。装着には接着材料を使用。 |
修復 | レジン前装MC | レジンゼンソウメタルクラウン | 前歯部に使用。頬側面には歯牙色と類似したプラスティックスを接着させる。他の面は金属で作成。装着には接着材料を使用。 |
修復 | ブリッジ | ブリッジ | 抜歯された部位を、両側の歯牙の支えで修復する方法。抜歯された部位によりルールが設定されている。(ブリッジ適応症例参照) |
材料 | 金属歯冠修復 | キンゾクシカンシュウフク | 使用される金属には、12%金銀パラジューム合金・ニッケルクロム合金・銀合金等がある。 |
症状 | 象牙質知覚過敏症 | ゾウゲシツチカクカビンショウ | 歯肉退縮により露出したセメント質面が横磨きにより摩耗し、象牙質が露出した状態。歯磨き時や冷風で滲みることがある。 |
症状 | 生活歯髄 | セイカツシズイ | 歯髄の組織(神経・動静脈・リンパ管等)が周囲と交通している状態。「歯髄が生きている」と表現する場合もある。 |
症状 | 失活歯髄 | シッカツシズイ | 歯髄の組織が変成し、周囲との交通が途絶えた状態。「歯髄が死んでいる」と表現する場合もある。 |
薬剤 | フォルマリン | フォルマリン | 蛋白質を固定させる効果がある。歯科では根管内の消毒に使われる。 |
処置 | 歯髄除去 | シズイホゴ | 麻酔下にて髄室天蓋を除去し、クレンザーやファイル等で根尖までの歯髄を除去する処置。抜髄に包括されている。 |
義歯 | 人工歯 | ジンコウシ | 義歯の床に植立される歯牙の形に似た人工物。アクリルレジン・硬質レジン・陶歯などの種類がある。 |
義歯 | バー | バー | 床と床、床と鉤を連結する金属。歯肉に適正に沿うよう調整されている。鋳造バーと屈曲バーがある。 |
器具 | ラバーダムシート | ラバーダムシート | ラバーダムクランプを介し、歯牙に装着されるゴム状のシート。 |
器具 | ラバーダムクランプ | ラバーダムクランプ | 頬側と舌側から歯牙歯頸を挟み、ウィングにラバーシートを仮着できる器具。クランプフォーセップスで開閉ができる。歯牙に装着後、ラバーシートをウィングから外すと、ラバーシートが歯牙に密着する。 |
器具 | ラバーダムパンチ | ラバーダムパンチ | ラバーシートに丸い穴を開ける器械。細い穴から太い穴まで、開ける大きさをダイヤルを回して選ぶことができる。 |
処置 | ラバーダム防湿法 | ラバーダムボウシツホウ | 薬品から口腔粘膜を保護したり、歯内治療時の誤嚥を防止する目的で使用される。唾液や呼気に含まれる湿気から歯牙を分離でき、乾燥効果が高い。 |
器具 | クランプフォーセップス | クランプフォーセップス | ラバーダムクランプを開閉させるプライヤー。ラバーダムクランプを開いて装着し、閉じて密着させる。装着後はラバーダムクランプから外す。 |
器具 | ラバーシートホルダー | ラバーダムホルダー | 設置したラバーシートを広げたままにする枠のこと。U字型もしくはO字型で、シートを掛ける突起が数ヶ所ある。 |
薬品 | 過酸化水素水 | カサンカスイソスイ | 製品名:オキシドール。H2O2の化学式から、O2(オーツ―)と呼ばれることもある。血液成分に作用すると発泡し、発生期の酸素には消毒効果が高い。 |
薬品 | 次亜塩素酸ナトリウム | ジアエンソサンナトリウム | 10%次亜塩素酸ナトリウム溶液。清掃効果が強く、あらゆる微生物に有効な消毒作用がある。根管清掃時に過酸化水素水と併用することが多い。 |
薬品 | 消毒用アルコール | ショウドクヨウアルコール | 70%エチルアルコール溶液で、根管乾燥時や、綿花に浸して器具の消毒時に使用される。 |
処置 | 根管貼薬処置 | コンカンチョウヤスショチ | 根管洗浄後、ブローチに巻き付けた綿花に薬剤を浸し、根管内に留置する。唾液の滲入を防止するため、仮封を行う。 |
薬剤 | 根管消毒剤 | コンカンショウドクザイ | FC:フォルムクレゾール、FG:フォルマリン・グアヤコール等がある。根管内の消毒に使われる。 |
処置 | 根管充填 | コンカンジュウテン | 根管拡大された根管に、緊密に材料を填入する操作。ガッタパーチャポイントと根管充填剤を用いる。 |
処置 | 加圧根管充填 | カアツコンカンジュウテン | ルートキャナルスプレッダーを用い、根管内にガッタパーチャポイントを圧接する操作。できた隙間にはアクセサリーポイントを填入し、この操作を繰り返す。 |
器具 | ルートキャナルスプレッダー | ルートキャナルスプレッダー | 根管充填時、ガッタパーチャポイントを根管壁に圧接する器具。 |
材料 | ガッタパーチャポイント | ガッタパーチャポイント | 主成分はゴムで、加熱により変形する。ファイルと同様にヘッドに色が付いていて、番号と大きさが統一されている。 |
材料 | アクセサリーポイント | アクセサリーポイント | 加圧根管充填時、スプレッダーによってできた隙間に挿入される。先端は尖がり、挿入しやすい形状をしている。主成分はゴム。サイズはS・M・L。 |
器具 | プラガー | プラガー | 加圧根管充填時、加熱しポイントを軟化させる。 |
処置 | テンポラリークラウン | テンポラリークラウン | 略称Tek。印象採得後、咬合関係や隣接歯との関係を保持させる目的や、治療に支障がない範囲で審美回復させる場合に仮着する。即時重合レジンで作成するものや、既成品を使用することもある。 |
処置 | 印象採得 | インショウサイトク | 修復物を作成するための型取りのこと。 |
処置 | 連合印象 | レンゴウインショウ | 2種類の異なった性質を持つ材料を使って型取りすること。金属で修復する場合の印象は、熱して蕩けた寒天とアルジネートを用いることが多い。義歯の場合は、熱して形が作りやすいコンパウンドにアルジネートを接着剤を用いて接着させる方法がある。 |
処置 | 特殊印象 | トクシュインショウ | 咬合圧印象・機能印象等の方法がある。 |
処置 | 咬合圧印象 | コウゴウアツインショウ | レジン系印象材またはシリコンラバー系印象材を用い、咬合下にて印象を行う方法。また、フレンジテクニック・マイオモニターを使う・個人トレーと歯科用印象用コンパウンドを用いての印象の方法もある。 |
材料 | アルジネート印象材 | アルジネートインショウザイ | 海藻の成分を使った印象材で、ペーストと粉を混ぜると固まるものも、粉と水を混ぜると固まるものとがある。精度安定のため、混水比を守ることが大切。 |
材料 | シリコンラバー印象材 | シリコンラバーインショウザイ | シリコンゴムの成分を用いた印象材。コンパウンドで概形印象もしくは個人トレーを作成した後、接着剤を粘膜面に塗布し、その上に材料を盛りつけ印象する。唾液に溶けない性質がある。 |
材料 | コンパウンド | コンパウンド | 義歯の印象の際、辺縁形態を正確に再現するために使われる材料。通常、暖めて使用する。 |
材料 | 根管充填材 | コンカンジュウテンザイ | 根管充填時、ガッタパーチャポイントやアクセサリーポイントに付着させ、根管を満たす材料。亜鉛化ユージノール製剤。シーラーともいう。 |
器具 | バー | バー | 先端から保持部まで同一の素材で作られた切削器具。ハンドタービンやハンドエンジンに装着して使用する。カーバイトバー、スチールバーなどがある。 |
器具 | ポイント | ポイント | 先端部と保持部が異質の素材で作られてた切削器具。ハンドタービンやハンドエンジンに装着して使用する。ダイヤモンドポイント・ホワイトポイント、シリコンポイントなどがある。 |
処置 | 咬合採得 | コウゴウサイトク | ワックスを用い、上下の咬みあわせ状態を印記する。 |
処置 | 試適 | シテキ | 咬合状態・隣在歯との関係・歯肉との適合・鉤の保持力等を診査する処置。義歯試適が通常。 |
名称 | 切歯乳頭 | セッシニュウトウ | 上顎中切歯部の正中にある膨らみ。中切歯が喪失するとその膨らみが顕著になる。切歯孔があり、鼻口蓋神経・動静脈が走行している。 |
名称 | 口蓋 | コウガイ | 上顎歯列の内側に位置し、鼻腔と口腔を分離する骨組織。位置を表すのに口蓋側という呼称がある。 |
名称 | 口蓋ヒダ | コウガイヒダ | 口蓋前方に位置する横方向に伸びた数本の粘膜隆起。ほぼ左右対称にある。摂食の補助機能があるといわれている。 |
名称 | 上唇小帯 | ジョウシンショウタイ | 上唇内側にある紐状の組織。上顎正中部の歯肉とつながっている。義歯を作成する際、形態を診査する。 |
名称 | 下唇小帯 | カシンショウタイ | 下唇内側にある紐状の組織。下顎正中部の歯肉とつながっている。 |
名称 | 舌小帯 | ゼツショウタイ | 舌の下面で頤部とつながっている紐状の組織。下顎義歯作成時に注意が必要。 |
名称 | 小帯(全般・発生学的に) | ショウタイ | 人体の顎顔面は、左右から伸びる1対の上顎突起・内側鼻突起・外側鼻突起・下顎突起と、無対の球状突起の結合によって作られる。ほとんどの場合、それぞれの結合部には発育の経過を示すかのように小帯が構成されているように思われる。 |
処置 | 浸潤麻酔 | シンジュンマスイ | 粘膜下に麻酔薬を浸み込ませて抜歯・抜髄時の疼痛を排除する処置。通常、浸潤麻酔は歯牙の近くに注射する。略称:浸麻 |
処置 | 伝達麻酔 | デンタツマスイ | 歯科では下顎孔近くに麻酔薬を浸み込ませ、下顎神経を麻痺させる。下顎智歯抜歯・下顎大臼歯の抜髄時に施されることが多い。略称:伝麻 |
名称 | 下顎孔 | カガクコウ | 下顎骨下顎肢内面に位置する。下顎神経の入口で、伝達麻酔の目標となる。ここに麻酔されると、麻酔された側の下唇半分まで痺れた感覚が発生する。 |
名称 | オトガイ孔(頤孔) | オトガイコウ | 下顎第一小臼歯根尖部に開口する。下顎神経が下口唇に達するための穴。下顎神経はオトガイ孔を出ると、オトガイ神経と名称を変える。 |
名称 | 中切歯 | チュウセッシ | 正中に隣接する歯牙の正式名称。1番のこと。 |
名称 | 側切歯 | ソクセッシ | 2番のこと。 |
名称 | 犬歯 | ケンシ | 3番のこと。糸切り歯ともいう。唇側転位すると、一般には八重歯といわれる。 |
名称 | 小臼歯 | ショウキュウシ | 4番5番のこと。4番を第一小臼歯、5番を第二小臼歯という。 |
名称 | 大臼歯 | ダイキュウシ | 6番7番8番のこと。6番を第一大臼歯、7番を第二大臼歯、8番を第3大臼歯という。 |
名称 | 智歯 | チシ | 8番のこと。 |
名称 | 水平智歯 | スイヘイチシ | 下顎の智歯が、本来の歯軸に対し90度近く傾斜した状態。 |
名称 | 埋伏歯 | マイフクシ | 正常に萌出できず、顎骨内に埋もれている歯牙のこと。水平智歯以外でも、歯列不正で埋伏する場合もある。 |
名称 | 過剰歯 | カジョウシ | 番号の付けられていない、過剰に萌出した歯牙のこと。正中過剰歯が最も多い。 |
症状 | 嚢胞 | ノウホウ | 炎症などによって作られた球状の膿の袋。歯根尖端にできる歯根嚢胞が一般的。 |
名称 | 矮小歯 | ワイショウシ | 歯冠形態に角がなく、丸い形態の歯牙。 |
名称 | 中心結節 | チュウシンケッセツ | 下顎第2小臼歯咬合面に米粒大のエナメル質が形成される。咀嚼により破損することがあり、破損すると歯髄が露出することが多い。 |
薬品 | キシロカイン | キシロカイン | 麻酔薬の名称。 |
薬品 | キシレステシン | キシレステシン | 麻酔薬の名称。 |
薬品 | エピネフリン | エピネフリン | 麻酔薬に合成される薬品名。血管を収縮させる作用がある。 |
材料 | パラフィンワックス | パラフィンワックス | 歯肉色と類似した赤ピンク色のワックス。75 x 147mm 厚さ1mmのシート状。義歯制作時、ロウ堤として使われることが多い。 |
名称 | 癒合歯 | ユゴウシ | 2本の歯牙が、象牙質まで接触している歯牙。 |
名称 | 癒着歯 | ユチャクシ | 2本の歯牙が、エナメル質で接触している歯牙。 |
名称 | 上顎結節 | ジョウガクケッセツ | 上顎歯槽骨最後方部の骨隆起。両側に存在。 |
名称 | 内斜線 | ナイシャセン | 下顎臼歯部筋突起につながる内面の骨形態をいう。義歯床縁の設計に参考にする。 |
名称 | 外斜線 | ガイシャセン | 下顎臼歯部筋突起につながる外面の骨形態をいう。義歯床縁の設計に参考にする。 |
名称 | 臼後三角 | キュウゴサンカク | 内斜線・外斜線・歯槽骨で構成される。 |
名称 | 顎舌骨筋 | ガクゼッコツキン | 下顎骨と舌骨をつなぐ筋肉。嚥下の働きを司る。下顎義歯床縁の決定に参考にする。 |